日本は、製造量や設置数といった点で、世界の他の国々に抜かれていっているものの、太陽光発電システムの生産量という点ではまだまだ世界一を誇っています。
これは、サンシャイン計画やニューサンシャイン計画といった、長期的な国家としての取り組みが実を結んだもので、30年近い歳月をかけて着実に一歩一歩進んできました。
その中でも特に、実際に太陽光発電システムを作っている国内の主要メーカーは、この間に大いに苦労されたことと思われます。
国内の太陽光発電の主要メーカーといってまず思い浮かぶのは、シャープですね。
シャープは社風から言って、先見性の高いメーカーです。
電子レンジに始まったカメラ付携帯電話に至るまで、シャープから始まった商品は非常に多くあります。
太陽電池に関しても、電卓に太陽電池を張り付けたのはシャープが初めてでした。
このように、シャープは太陽電池付き電卓を発売した1976年には既に、太陽電池を実用化させていたというわけです。
その後シャープは、灯台や人工衛星、海上といった電力を供給するのに手段が難しい場所に太陽光発電システムを導入することを試みました。
さらに1994年には、系統連系方式が可能となった家庭用太陽光発電システム「サンビスタ」を発表しました。
サンビスタは、現在でも販売されている太陽光発電システムで、またシェアも非常に多くあります。
販売数が増えるだけでなく、シャープは太陽電池の性能という点においても世界や業界をリードしている立場にあるため、名実ともに世界最高の太陽光発電メーカーとなっています。
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続いての国内の太陽光発電主要メーカーとして挙げられるのは、サンヨーです。
サンヨーは高い技術力が誇いう素材を開発しました。
また企業として独自に太陽光発電施設の建設もしてしまいました。
これは、岐阜県の岐阜羽島と米原駅の中間付近にある、ソーラーアークという施設のことです。
ソーラーアークは太陽光発電によって発電を行なうとともに、科学技術館ともなっています。
創始者である岩崎弥太郎氏の経営理念である「国家とともに歩む」を生かした結果、国が行なったサンシャイン計画に呼応して、太陽光発電の研究開発に力を注ぐようになりました。
三菱は、シャープやサンヨーと違って、総合電機メーカーです。
シャープやサンヨーは家電メーカーですので、家電製品に絞って商品を扱っていますが、総合電機メーカーである三菱は、家電外の電気も扱っています。
例えば三菱は、人工衛星の製造まで行なっています。
ですから三菱は、大規模事業に太陽光発電を持ち込むことができました。
例えば人工衛星や公共システム、産業システムといったところに太陽光発電を持ち込んだわけです。
そして満を持して、1996年に住宅向けの太陽光発電を販売するに至りました。
2003年には、太陽電池モジュールの無鉛化に、国内メーカーとして初めて催行するに至ってもいます。
今後も生産能力や技術開発の綿で、日本を引っ張っていくメーカーになると思われます。
4社目の太陽光発電主要メーカーである京セラも、他の主要メーカー同様、石油危機とサンシャイン計画をきっかけに、太陽光発電に関する研究開発を始めました。
京セラの初の仕事は、南米のペルーで、海抜4,000mという高地に電力を供給する太陽光発電システムを設置することでした。
この初仕事は、技術としても社会貢献をしている企業ということでの企業イメージとしても、非常によいアピールの場となり、世界中からの信頼を得るきっかけともなりました。
その後もモンゴルの遊牧民など、定住の住居を持たない方々への携帯型太陽光発電システムの開発も行なっています。
現在京セラでは、増える需要にこたえるために生産拠点の増大が、目下の問題となっているようです。